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今年の夏は涼しく爽やかに!暑い季節にピッタリの素材で服を選ぼう!
2021.03.20
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季節が徐々に春めいてきた今日この頃。ふと、気づけば、あの暑い暑い夏の日々がもうすぐそこまできている証拠ですよね!「夏」と聞くと、どこかワクワクした気持ちになりますが、忘れていないのは暑さから来る”息苦しさ”です。日中のお仕事中や、夜寝るときに感じるというかたも多いのではないでしょうか。
そんな季節でも快適に過ごすことができる服があるのです!服と言っても、あくまでも使われている素材=生地のお話ですが・・・今回は今年の夏を涼しく爽やかに過ごすことのできる生地をご紹介します。
夏を爽やかに過ごす衣類とは?
【ポイントその1】 汗をかいてもベタつかない
布面積の少ないタンクトップやTシャツを着ているはずなのに、なんでこんなに暑いんだ・・・
そう思った時には、夏に向いていない素材だったなんて時があります!水をよく吸収し、乾きが早い機能のある素材が夏にピッタリの素材と言えるます。汗をかいても、ベタつきづらく快適に過ごすことができるのです。ベタつきにくい夏にピッタリの素材として、「リネン(麻)」や「コットン(綿)」などがあげられます。
【ポイントその2】 接触冷感
冷やしておいたという訳でも、冷たい水につけておいた訳ではないのに、なぜだか触るとヒンヤリと感じる・・・
このような生地は、接触冷感と呼ばれている繊維のことで、繊維中に水分を多く含んでいるため、触るとヒンヤリとした感触があります。これに代表されるのがレーヨン生地です。今では、化学繊維を用いてより機能性の高い生地が開発されていたりと、生地の世界も進化を遂げています。
【ポイントその3】 肌の接触面が少ない、風通しが良い
生地が本来もっている性質だけでなく、実は編み方の違いによっても、夏の暑さが和らぎます。例えば、ポロシャツに用いられる鹿の子編み、シャツやパジャマなどでよく用いられるシアサッカー、Tシャツなどで用いられるワッフル編みなどなどです。また、服のシルエットや仕様によっても違いがあったりします。
夏を代表する素材
夏の衣類として最も重宝されているのが、「リネン(麻)」です。シャツやジャケットなどでよく使用されていますが、シャリっとした固さのある生地は汗を吸い取ってくれるだけでなく、見た目も涼しそうで爽やかな印象を受けます。シワがつきやすいのがデメリットですが、強度があり丈夫な生地です。テーラードジャケットやシャツなどのカチッとしたキレイめアイテムに、リネン独特の風合いがカジュアルさをプラスしてくれるため、普段使いのできるキレイめアイテムを選ぶ時などにもリネン生地はおすすめです。夏のオフィスワークなどにはピッタリの素材です。
いつの時代も、衣類において最も使用されているのが「コットン(綿)」でしょう。夏は涼しく、冬は暖かいという特性があります。なので、夏だけでなく年中つかえる万能生地と言われており、全てのアイテムに用いられています。また、肌触りは柔らかく着心地が良いので、下着などにもよく使われています。また、夏場にはTシャツやインナーなどに取り入れてみても良いかもしれません。
そして、意外と知られていないのが「レーヨン」です。シトッとした落ち感が特徴の生地で、触るとヒンヤリとしています。落ち感のある生地は、生地のかさばりも少なく、ストレスフリーな素材です。品のある印象の生地なので、襟のついたシャツなどのキレイめアイテムを選ぶのがおすすめです。
今年の夏は生地から選ぶ
夏の暑さや、汗との干渉で生まれる不快感を軽減することで、爽やかで快適に過ごせることでしょう。夏におすすめの生地はどの生地も、凸凹ができるような編み方が特徴で、肌に触れる面積が減ることで涼しさを感じる着心地となります。また、素材によっては吸水性や撥水性も高くなるので、汗をかいても快適に過ごすことができます。
ポロシャツをはじめ、スーツのジャケットなどに用いられるのが、鹿の子編みの生地です。生地の表面に凹凸があり肌への接触面が少なく、通気性がよいのが特徴です。また、先述にもあるようにシアサッカー素材も夏の生地として有名です。鹿の子同様に凹凸があり肌の接触面が少なく、生地の表面に波状の模様があるのが特徴です。
いかがでしたでしょうか。意外にも奥が深い夏の衣類にピッタリの素材の数々。あなたは、今年の夏にどんな服を選んで、どんなファッションを楽しみますか?あなただけの快適な夏のファッションを楽しんでみてください。