店舗運営のプロフェッショナルとして、様々なショップ(店舗)の運営を行ってきたクレセントアイズ。多くの失敗と成功を繰り返すことで積み重ねた経験とノウハウは、成功へ導くための礎となっています。

 

今回はクレセントアイズのこれまでの歩みから、成功に導くための運営術を青木部長のインタビューを通して紐解いていきたい。

 

クレセントアイズの歩みを振り返ってみる

Q:クレセントアイズが店舗運営を始めてから、今までを振り返って、今の状況をどう分析しますか。

― 非常に良い状況だと思います。それは、様々なジャンルの業種の店舗運営をやっているというところにあります。今まではファッションに特化していたのですが、様々な業種の店舗運営を行ったことで、会社としての幅が広がったように感じています。会社もですが、社員や現場の販売員の幅も広がったと思います。

 

― 店舗運営を始めた当初はファストファッションやラグジュアリーファッションというジャンルに限られていました。もちろん、そこに独自のノウハウがあった為に始められました。しかし、今では未開の地であった業態を経験することで業種も増え、社員の幅も広がることで、会社として様々なキャリアを用意もできています。こちらとして選択肢を用意できるということは、社員自らがキャリアを選択することができるということにつながります。これが、現場のモチベーションアップに繋がったりもします。

 

Q:その現状をふまえて、創業からどのような想いで業務にあたってきたと思いますか?

― ただただ必死と言いますか・・・お客様の期待に応えようと必死だった気がします。当初、ラグジュアリーブランドのショップスタッフとして働いていた私には、そのような記憶しかない気がします。笑

 

― 今の現状をふまえて振返ってみると、そこには「誠実さ」や「真摯に向き合う」というキーワードがあったのかもしれません。今では、その精神がクレセントアイズの社風でもあり、社訓ともなっています。

 

クレセントアイズ流!店舗運営の心得

Q:店舗運営を行う上で、どのような方針で運営しているのですか?

― 基本的には対面での接客というものをベースとして考えています。そこには純粋に「お客様に買い物を楽しんでもらいたい」という想いが込められています。それが「“親身になってお客さまに寄り添います”」という会社の考えにつながっていると思います。それは創業当初から変わっていません。そこをベースに考えなくては店舗運営は成り立たないと思っています。

 

Q:お客様へ向けた方針は理解できました。では、クライアント様へ向けた、会社としての(ビジネス的な)方針はいかがでしょうか?

― 「求められることに常に応えられる」というクオリティを保つというところでしょうか。これは人単位ではなく、会社としてクオリティを保つよう心がけています。求められることに常に応える為には、それ以上の知識を持っていたり、多くの情報を持っていたりする必要があると思っています。

 

― 「売れれば良いんでしょ」や「売れるようにすれば良い」という考え以上の事を弊社としては常に目指しています。その為には、社員一人一人のスキルも非常に重要なファクターとなってきます。

 

― 社内での接客・販売に関する研修はもちろん、ビジネスに関する研修やマネージメント研修など、教育を徹底しています。実は、社内の教育って疎かになりがちなんですが、ウチでは「先ずは自分たちを律しよう」ということで、社内研修による教育を徹底し、クライアント様へ最高のパフォーマンスを発揮できるよう努めています。

 

Q:社員には求めるクオリティが重要とのことですが、自社の社員に向けた方針はありますでしょうか?

― 前述にもある通りですが、社員一人一人がクライアント様が求めるもの以上である必要があります。研修を通じて学ぶことで、知識や技術を身に着けることは、クレセントアイズにおいては当然です。そこには会社の考えが深く関わっています。

 

― 社員の行動すべてが「お客様のためかどうか」という判断基準のもと行われています。「求めるもの以上の・・・」という以前に重要と思っています。それだけは、どんな場面でも徹底していると思います。

 

― それがあるが故に、クライアント様へ逆提案を行ったり、反論するようなことがあったりもします。冷静に考えると、絶対にありえない事だと思います。笑 でも、それがクライアント様にとってプラスに働いたり、お客様にとって有益であれば、会社を挙げて続けたいと思っています。

 

Q:これからの時代に併せて、社員に更に求める事はありますか?

― 「このままではいけない」という危機感を常に持ち続けて、向上していってほしいです。現状のファッションビジネスや小売り業の課題として、”同じようなものが増えている”と思っています。つまり、差がなく、差異化できていないと考えています。

― それを思うと、もっともっと個性を伸ばしていって欲しいと思います。店舗も似たり寄ったりしたものが増えてきてしまっている世の中だからこそ、そうして欲しいと思います。欲を言えば、もっと自分の信念や自己実現意欲をたぎらせてほしいと思います。そんな環境も整えたいと思います。

 

クレセントアイズが考える店舗運営成功への考え

Q:最後になりますが、店舗運営の成功への秘訣を教えてください。

― 自社のスケールや規模、既存の考え方や発想にとらわれず、クライアント様の為にどんどん行動することですかね。契約や条件にとらわれずに、積極的に行動する事が秘訣だと思っています。クライアント様の為に、どれだけ動けるのかと。。。

 

― 成功の形は様々だと思います。なので、クライアント様を持っている力で最大限、それ以上にプロとして導いていく事が成功の秘訣だと思います。

 

ありがとうございました!!

 

いかがでしたでしょうか。

少々驚いたという方も多いのではないでしょうか。

 

クレセントアイズは理念でもある、『常にお客様を一番に考え且つ、その期待を大きく上回るサービスを提供し続ける!』というフレーズを社員一人一人の行動指針としいています。

 

店舗へお買い物へいらっしゃるお客様はもちろん、クライアント様の想像を超えるサービスを展開することを成功の為のキーワードとしています。