販売業をしているとお店を留守にするわけにもいかず、なかなか大型の連休は取りずらい、連休があっても旅行に行く勇気が無い・・・そんな方も多いのではないでしょうか。

 

しかーし!

海外旅行に行くことは決して「遊ぶ」「休む」という意味だけではないのです!

たった一度の人生、海外経験を通じていつもとは違う世界を感じてみてはいかがでしょうか。

 

実際、今回のクレセントアイズ海外研修でも「楽しかった〜♪」だけではない意見を聞く機会が多々ありました。海外経験があるメンバーもそうでないメンバーもそれぞれが色んな事を感じていました。

 

海外で感じる世界の価値観

何気なく日常を過ごしていると気づかない価値観ってありますよね。

例えば、電車に乗るときに列になるのが普通だったり、蛇口から出てくる水道水を普通に飲むことができたり・・・

 

“日本”では普通と思っていたことが、海外では普通でなかったり。それこそが価値観のギャップなのです。国も違えば、言葉も違い、文化や宗教も違う。生活環境も生活水準も。様々なことが違って当たり前ですよね。

 

「海外なんだから当たり前じゃん」

そんな簡単な言葉で片付けずに、違いについて少し考えてみたり、良いところを真似てみることで、きっと自分自身の経験として身につくのではないでしょうか。

 

その国の文化を受け入れてみよう!

海外に行くと様々なギャップや違いを感じますよね。

海外研修中にも販売のプロフェッショナルでもあるクレセントアイズメンバーが「接客中にレジ裏で水を飲むって凄いですよね(笑)」(この言葉を聞けて一安心・・・笑)と言っているのを耳にしました。日本においては絶対にあり得ない光景ですし、マナーとして日本では受け入れがたいものがあるので当然です。

 

しかし、それを一概に日本と文化に当てはめて「そんなのあり得ない!」と決めつけてしまうのではなく、「そういう文化なのだ」と受け入れてみましょう。

そうする事で、その国や文化に馴染むことができるはずです!

 

今回の研修先のグアムでは、ブティック以外の販売現場の労働賃金が非常に低く、販売員にホテルマンやブティックほどのサービスを求めていないという事情もあり、そのような光景を目にする事があったのかもしれません。

そのような違いを感じる事で、日本での販売・接客に活かす事ができるかもしれませんね!

 

海外流の挨拶で好感度をアップ!?

販売の現場において考えてみると、海外のショップでは日本のショップと少し違った良いところがあります。

海外のショップでは入店すると、入店時にこんなコミュニケーションが見られます。

販売員:「(目を合わせながら)Hello. How’s it going?(こんにちは。調子はどう?)」

お客様:「(目を合わせながら)Not bad!!(良い感じだよ!)」

 

日本では販売員の「いらっしゃいませ」に目を合わせることもなく入店するお客様が多かったり、何事もなかったかのように店内へ入られるお客様がいたり。たちまち、販売員においてもお客様の事を見ることもなく「いらっしゃいませ」を言っていたり。

海外のショップでの、こんなコミュニケーションから始まるショッピングってとっても素敵ですよね!これには単なる挨拶という意味合いだけでなく、目を合わせることで”(お客様)私は強盗や怪しいものではありませんよ”というメッセージがこめられています。ヨーロッパでは目を合わせないでブティックに入ることはご法度だったりするそう!

 

ぜひ明日から海外の良いところを真似た挨拶をしてみてはいかがでしょうか。

 

磨かれる自身の感性

日本のファッショントレンドは欧米諸国のファッショントレンドに大きな影響を受けていることは言うまでもありません。元来、洋服という文化も西洋から持ち込まれた文化であり、テーラード(スーツ)というフォーマルシーンでの正装という文化も同様です。

日本では情報化社会の進歩と共に様々な情報を自由自在に取捨選択できる環境が整っています。そのせいもあり、日本のファッション文化は成熟度を増し、世界的にも感度の優れたものと位置付けられています。

 

ファッションは、それぞれの国の環境やライフスタイルに合わせて発展を遂げています。つまり、海外に行くことでファッションの源流を感じることができるのです。

 

例えば分かりやすいのが「ハワイ」です。

ハワイの伝統的な正装衣装こそ日本でも人気の”アロハシャツ”ですよね!

日本ではアロハシャツ専門のブランドがあったり、セレクトショップに多くの品揃えがあったり、ヴィンテージショップでは高額な値段で取引されていたりします。

 

ハワイに行くとホテルスタッフ(正社員やマネージャー階級)がアロハシャツを着用していたり、高級レストランで着用されていたりします。

 

日本ではカジュアルなイメージのあるアロハシャツも、ハワイでは高級正装服という扱いなのです。

 

今回の海外研修中にも、レストランを訪れたクレセントアイズメンバーから「アロハシャツを着ていて楽チンそう!」という言葉が出ていたりと、自身の日本に置けるファッション感性と海外との違いを感じているシーンが見られました。

 

そんな風に小さな違いを感じながら、海外のファッション文化を感じてみたり、なぜそのファッションがそのようなコーディネートなのかを考えてみたり、日本ではないコーディネートを考えてみたりと販売の現場に落とし込んでみても良いかもしれませんね!

 

今回の海外研修では自由行動中に様々な場所へ、自身で足を運ぶメンバーが多く、ホテルに戻ってきた際に色んな意見を聞く事ができました。

それぞれの意見がそれぞれの経験となっている証拠であり、それぞれが何かを感じた証拠だったのではないでしょうか。

 

日本人が多く訪れるリゾート地とも言われるグアムにおいても、様々な事を感じ、経験する事ができるのです。

 

クレセントアイズではお客様の期待を超えるサービスを提供できるよう、この研修での”海外経験”をいかしたいと思います!

 

第三弾もお楽しみに!