アパレルファッション業を専門としてきたクレセントアイズが問屋業の運営を始めて数ヶ月が経とうとしています。今回は問屋の実態を調査すべく、ニューカネノ様へ突撃!そして、運営を司る佐藤マネージャーにアポあり取材を実行!

クレセントアイズが取組む問屋業運営の本丸”ニューカネノ”をレポート!
問屋街「日本橋・馬喰町」にあるニューカネノ

東京切っての問屋街『日本橋・馬喰町』のメインストリートに在するニューカネノ。リノベーションの施されたビルは周辺の問屋とは一線を画しており、まるでニューヨークのSOHOをも連想させる。
一歩踏み入れれば、まるでライフスタイル提案型のセレクトショップを彷彿とさせます。バッグ、シューズ、帽子、様々なアイテムを数多く揃える店内は、スッキリとしており、オススメ商品が整然と陳列されている。
商品陳列棚を抜けると、そこには含み笑顔で待ち構える佐藤マネージャーがいた。
クールな表情の佐藤はニューカネノの魅力について少しづつ口を開いた。
クレセントアイズが問屋業の運営を始めると聞いた時には、「小売を専門にしている我々が商談をして卸先の商品を売るなんて・・・」と思っていたそうだ。しかし、実情はすぐに売れるものが欲しいと言う卸先様が店舗に訪れ、その場で仕入れる(購入する)というお客様がほとんどだと言う。
「これならクレセントアイズでも自分でもできる!」と思えた時から楽しむことができたそうだ。少しづつ明るい表情で語る佐藤に問屋業運営の醍醐味について聞いた。
全てが自分の手の中にあるビジネス感覚。
決められた商品が納品されて、決められた商品を販売する。いたって普通の商いとは違うの問屋運営だと佐藤は言う。「店に”ある”ものを売る。売れるものを仕入れて、自分達で売る。全て自分達で考え行動しなくてはいけないところが小売業とは違いますよね。LOGS様のバイヤーも柔軟に対応してくださるので、商品の動向を見極め色々と相談しています。」と真っ直ぐな眼差しで話してくれた。
「売り方を自分達で決めて、ある意味価格も自分達で決めれる。シーズンの入れ替わもある中で10以上のブランドを管理する。そこも面白い!と言うか醍醐味ですかね。一方で、たくさん仕入れ過ぎて余ってしまうのも怖いです。笑」と問屋業を運営する上での裏表を話してくれた。
各フロアで各商品の説明をしてもらっている中でふと佐藤から提案があった。
「商品・・・紹介してもらえないですかね?」
商品紹介で閲覧数を稼ごうとする我々には”YES”と言う答えしかなかった。
ニューカネノ注目商品ランキング!
1位 anello / アネロ バッグ


街中で見かけない日はないと言うほど大人気のブランド!
卸先様からの問合せも非常に多いそう。
2位 newhattan / ニューハッタン バッグ&帽子



カラバリ豊富でシンプルなデザインのバッグが大人気のポイント。

中にはポケモンコラボのアイテムも!



カラバリ豊富な帽子。中でも6Pキャップが人気で、中でもデニム素材のものが好評。
3位 サンダル

この季節の定番といえばサンダル。街履きできるタイプはこの時期から売れ筋にランクイン。
4位 ペーパーハット

こちらも季節を感じさせるアイテムがランクイン!夏の日差しよけ、ファッショントレンドアイテムとしてハットは欠かせません。
5位 カラーレンズサングラス

某有名男性ボーカルユニットが着用し、若者の中で大流行中。中でも丸型が一番人気とのこと。
次々と商品を紹介する佐藤の目が、確実にウェブサイトを見ているお客様に向いていることに気づいた我々は再び話しを戻した。
クレセントアイズがいよいよ本領発揮。
話を振り出しに戻すようだが、なぜクレセントアイズが問屋業を運営するのか。その疑問を佐藤に投げかけた。
「なぜ運営するのか・・・確かに疑問に思ったことはありました。でも、今となればコレが理由なのかなと思う点はあります。」より一層言葉に力がこもっていた。
1.VMDを中心としたビジュアル強化
「やっぱり売り場をよく見せる力は圧倒的ですかね。今までの問屋には絶対にない感覚ですから。笑」
2.対人接客に置ける販売力
「ここが小売をやっていた最大の強みですね。問屋は通常”数量”・”金額”・”納期”と伝票を見ての商売しかしないのが通常ですが、小売同様に様々な提案を行って仕入れ(購入)ていただくことができてますね。」
言葉の一つ一つに自信と確信を垣間見た我々は、最後の質問を投げかけた。
クレセントアイズが見る未来
「佐藤マネージャーの思う理想の姿や目標を教えて下さい。」と言う質問にこう答えてくれた。

「お客様の要望に確実に答えられる店。それは、人気商品を切らさない事はもちろん、常にアンテナをはって売れるもを予測し仕入れる。小売のようにニーズや商品が明確になってないお客様に接客するのとは違い、欲しいものが確実に決まっている。だからこそそこを重視したい。」
一度ウェブサイトを見ている人に向いた目は確実にニューカネノを信頼し、訪れるお客様に向いていた。

問屋業を運営して数ヶ月が経った今から、クレセントアイズの本領を発揮するのではないだろうか。
つづく。