店舗を運営していると常に”お客様からの目”を気にする必要があります。しかし、長くその職場で働いていると自身の働く店舗がどんな風にお客様の目に映っているのか分からなくなってくるもの。だからこそ自分達で『お店のチェック』をあらためてしてみてはいかがでしょうか。

 

あらためてお店の状態や現状を確認し、より良い店舗を目指してみてはいかがでしょうか。

クレセントアイズが行う、お店のチェックポイントを公開します。

 

お店の雰囲気こそお客様の第一印象に大きな影響が

よく販売や接客業の現場で「人の第一印象は10秒以内に決まる」と言われることがあります。それは、入店後10秒で「感じの良いお店」「愛想の悪い店員さん」などと、お客様によってお店やスタッフの印象が決められてしまう可能性が高いのです。

もちろん、第一印象が良ければお客さまも安心して「商品を見て行こう!」という気持ちになるのです。また、その時には何も買わなくても「また来よう!」と思ってくれることとなります。

好印象を持ってもらえるように心がけましょう。

 

<気になるチェックポイント>

■接客や店の雰囲気などお店全体の「カラー(お店の特徴)」を把握する

⇒店舗は明るいか、それとも落ち着いているか、気にいった商品やブランドはあるか、接客の仕方で良かった点(挨拶の仕方や身だしなみなど)はあるか、などをチェックしてみてください。

 

自店の強みと弱みは、ライバルから発見できる

「敵を知り、己を知る」という言葉の通り、ライバルや競合店から自店についてを知ることができます。同フロアにある店舗や似たようなテイスト・価格帯の近隣店舗はライバル・競合店の可能性が高く、分析を行うことで自店の強み・弱みだけでなく、課題や課題解決の方法が見つかります。視察は一店舗だけでなく、複数店舗チェックしておきましょう!

 

<気になるチェックポイント>

■他店と自店を比較する

⇒競合店の売れ筋はなにか、ライバルショップの新商品はどのように打ち出しているか、シーズンコンセプトやトレンドはどのようかなどを中心にチェックしてみると良いでしょう。

 

自分のお店を本当に好きかどうかは一つの判断基準

「自分のお店は好きですか?」そんな単純とも思える質問が自店をチェックする上で重要な要素となります。「本当に今のお店で良いと思えるのか」、「今のお店は理想的な状態か」そんな疑問の中から課題を抽出することができます。自身から見るショップの印象は非常に重要です。

「現状の理由はなにか?課題を解決するにはどうするべきか?」など一度、深く掘り下げて考えることで自店の分析とチェックにつながります。

 

<気になるチェックポイント>

■お店の理想の姿と現状のギャップを見つける

⇒「理想と現状のギャップ(差)」こそ”課題”となるのです。理想に満足できる場合には、これからのあるべき姿と現状・理想を比べてみてください。細部までを深堀することでショップをより理想の姿へとしてくれます。

 

基本こそ最大の重要ポイント

接客・販売業を長きにわたり行っていると、毎日当たり前に行っていることを見直したり、再確認することが少なくなってくるものです。一度、自身の基礎業務や自店の基本事項をあらためて確認してみたはいかがでしょうか。

その時に、実は『当たり前のことを当たり前にやる』ことが一番難しいことに気づくことができるはずです。

 

<気になるチェックポイント>

■業務の基本事項を再確認

「挨拶はしっかりできているか」や「お店の掃除はちゃんとできているか」は基本中の基本です。それ以外にも社会人としての基本行動である「報告・連絡・相談」はできているか。はたまたショップで働く人間として「身だしなみはちゃんとしているか」なども確認してみてください。

一つでも気になるポイントがある場合は、すぐに改善することをオススメします!

 

いかがでしたでしょうか。

接客・販売業を長きにわたり続けているクレセントアイズが考える店舗のチェックポイント。これをヒントにあなたのお店をあらためて見つめ直してみてはいかがでしょうか。