長く働いていると「この人とずっと働いていたい!」と感じたり、「こんな人と働きたいなあ」なんて思う瞬間があるのではないでしょうか。人事担当者でなくても、その人が魅力的に感じて「一緒に働きたい!」と思う人っていますよね。どんな職場にも必ずいる一緒に働きたくなる人の特徴をまとめてみました!

1. いつも礼儀正しく謙虚である

仕事で必要なマナーが存在する目的は、お互いが気持ちよく仕事をすることができるようにするためです。気分良くビジネスを進めていく上では、礼儀正しいということは必要不可欠。マナーを外す際にも、意図的に外す場合と知らずに外すのではまるで違ってきます。どんな時でも礼儀正しく謙虚な姿勢でいることで、嫌悪感を持たれることはまずありません。

 

2. いつも誠実である

仕事場で大事なのが「信用」です。そして、その信用を得るために大切なのが「誠実」であることです。誠実というのは「物事に責任感をもって真面目に取り組むこと」ですが、仕事において不誠実な姿勢・行動が目立つなら誰の目にも好ましくありません。能力のある人が能力をあえて発揮せずに適当に仕事をこなしている、問題が起きた時にきちんと向き合わないといった態度の人とは、一緒に仕事をしたくないものです。誠実に仕事に取り組む人は、能力が少し不足していたとしてもその行動から信頼されます。また、誠実な姿勢で業務を続ける中で成長が見込めますので、今後も一緒に働きたいと思ってもらえます。

 

3. 誰からも話しかけやすい雰囲気を持っている

一緒に仕事をしたいと思われる人の多くは、話しかけやすい雰囲気の人が多いです。これはお客様にとっても非常に重要です。

話しかけやすい人というのは、相手が話しかけた時に気分を害しない対応ができる人であり、いつも相談に乗ってくれるということではありません。普段から笑顔で接してくれることや、話しかけたい時を察してくれる、難しい場合には柔らかく断ってくれる、話している間も反応が良いなどいろんな要素が必要となります。仕事に集中するために職場で「話しかけられたくないオーラ」を意図的に出している人もいますが、度が過ぎると一緒に仕事をしにくい人と思われますので注意しましょう。

 

4. コミュニケーションを取るのが上手

コミュニケーションが上手であることも一緒に働きたいと思われる人の特徴のひとつです。今はコミュニケーションの手段も多様になっていますが、コミュニケーションが上手な人というのはどんな方法でコミュニケーションをしても上手いもの。好印象を与えるような見た目や話し方、適度な接触頻度、伝えるべきことを周囲に負担なく理解できるように伝える能力や、相手に対して傾聴する姿勢、話をまとめる能力など様々な要素がありますので、日々向上心を持って訓練していくことが大切です。そして、第一に”人好き”というのが大切です。人が好きでなければ相手に興味を持つこともありません。

 

5. 身だしなみが整っている

意外と思われるかもしれませんが、身だしなみが整っていることは非常に有用です。人は外見から第一印象を作ることが多いので、好印象を与える上で身だしなみを整えておくことは大切なポイントです。清潔感がなかったりだらしない身だしなみだと不信感を抱く人もいることでしょう。また、TPOをわきまえていることも重要です。「一緒にいるだけで自分までイマイチに見える」などと言われないように、服装や身なりにも気を遣ってみましょう。身だしなみは意識の高さが表れやすいので注意してみてください

 

6. 他人に対してリスペクトがある

周囲のメンバーやお客様に対して、ひとりひとりにリスペクトを持っていることも一緒に働きたいと思われる人の条件です。役職や年齢、性別、雇用形態、社内か社外かなど、一緒に仕事をする人には様々な立場があるもの。しかし、立場の違いに関係なく、仲間として尊重し、意見を聞いてくれたり、取り入れてくれたり、気を配ったりすることが大切です。そうすることで、職場の同僚や上司・部下は良いモチベーションをもって仕事に取り組むことができます。

逆に尊重されていないと感じると仕事のモチベーションも下がり、コミュニケーションは疎遠になっていきますので、自然と成果も出にくくなります。一人一人に適切な接し方ができている状態が尊重できている状態と言えますので、より良い接し方を常に考えるのが重要です。

 

7.言うべきことをしっかりと伝えられる

誰しも厳しいことを言いたくも言われたくもありません。また、仕事における指摘を受けたいわけではありません。無難に事を進めるためには何も言わないのが一番ですが、より良い仕事をしていくためには、言わなくてはいけないことをしっかりと言わなくてはならないこともあります。言われた相手が受け入れられるように厳しい内容も上手に伝えることができる人は、一緒に仕事をする上で信頼の置ける人物として評価されます。感情的になってしまいがちですが、目的や理由から逸れることなく落ち着いて理論的に伝えたり、一方的に伝えず相手の意見にも耳を傾けること、話す場やタイミングなどに気を遣うことが重要です。

 

8. それぞれの仕事上での役割を理解している

一緒に働くということはチームワークが求められますが、チームで働く際には一人一人が自分の役割を理解して仕事に取り組むことが必要となります。誰もがリーダーと同じ仕事をする必要はありませんし、「ムードメーカー」などの仕事として振られていない役割もあるはずです。チームにおける自分や周囲のメンバーの役割を理解して行動できる人は、一緒に仕事をしていて負担がなく、また各自の良いところが出てチームも活性化します。

 

 

いかがでしたでしょうか。

なぜだか一緒に働きたくなる人っているものですよね。それが分かりやすく項目化されたことにより納得できた人もいるのではないでしょうか。これを参考にあなたも一緒に働きたいと思われる存在になってみてください。