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アパレル販売員の悩み5選
2025.04.11
憧れのファッション業界で働き出したものの、煌びやかに思えた仕事の裏にはたくさんの人のたくさんの努力があるもの。オシャレでクールな販売員の人にも、お客様には見せない悩みが多々。人知れず抱えている悩みをシェアしてみましょう!きっと共感できる内容が見つかったら、少しは悩みが軽く感じられるかも!
アパレル販売員の方がよく抱える悩み5選をお届けします。
1. 売上予算によるプレッシャー
毎月・毎日の売上予算という目標があり、一番プレッシャーに感じる人も多いはず。では、なぜ売上予算がプレッシャーに感じるのでしょうか。
その一つに自分の努力だけではどうにもならない部分が存在するということです。例えば、天候や景気、近隣店舗のセール状況、ネット販売の影響など。自分がどう頑張ってもお客様の来店が少なければ売上を立てることができないという現実もあります。
また、数値という目にみえるもので評価をされるという緊張感もあります。売上を達成できないからといって仕事を失うなんてことはほとんどありませんが、何となく自分自身で自分のことを受け入れることができなくなっていまします。それによりスタッフ間で競争意識が芽生え、それが相乗効果とはならずにネガティブな方向に意識が向いてしまった場合に精神的な負担になるということも考えられます。
一度、数値による他者からの評価というものを気にせず、自分にできることを精一杯取り組むというモチベーションで向き合うことで、少しはプレッシャーが軽減されるかもしれません。
2. 立ちっぱなし・体力的負担
シンプルに立ちっぱなしで足や腰が疲れるという悩みも多いでは。基本的に仕事中はほぼ立ちっぱなしで、座る機会がほとんどなく、脚・腰・足裏に負担がかかります。さらに、店内の床が硬かったり、ヒールで店頭に立つことで足が痛くなることもあります。また、接客以外にも、商品整理や品出し、在庫確認など、体を動かしながら取り組む作業も多く、「ちょっと休みたいな・・・」と思っても時間も取れずに疲労につながることも。特に繁忙期は休憩時間も短くなケースも多く、体力的な負担も大きくなります。また、繁忙期には通常の何倍ものお客様が来店します。常に声を張ったり、レジ対応が長時間続いたりして疲労がさらに蓄積してしまいます。
また、シフト制という業務体系も疲労につながることもあります。前日は遅番、翌日は早番など、不規則な業務体系による負担も考えられます。
当たり前の方法かもしれませんが、靴を見直してみたり、靴の中にクッション性の高いインソールを入れてみるのもいいでしょう。また、隙間時間をみつけてストレッチをするもの良いでしょう。足のストレッチやマッサージはよく取り入れるかと思いますが、肩甲骨周辺のストレッチも効果的です。姿勢を正してくれる効果もあるので、試してみてください。
3. 業務に慣れたことによるマンネリ化
長く同じ仕事を続けるうちに、最初は新鮮だった仕事が「日常」になりすぎてしまい、やりがいやワクワク感が薄れてくる状態 があります。とくにアパレル販売員は、接客・商品整理・レジ業務・品出しなどの業務サイクルが一定なので、経験年数が長くなると「同じことの繰り返し」と感じてしまいがち。新作やトレンドの変化に慣れてしまい、感動が薄れたり、販売スキルがある程度身について成長実感が持ちづらい、などといった感覚にもなりがちです。
そう感じてしまっている人は自ら新たなチャレンジをできるよう上司や周辺に働きかけてみましょう。
例えば、新人教育の担当になるのもその一つです。後輩に教える中で、自分のスキルや考え方を再確認 でき、 教えることで自分も学び直せ、達成感も得ることができます。また、SNS運用やディスプレイ提案など、興味がある分野に自ら手を挙げてチャレンジしてみるのも良いでしょう。新しい役割が自分の刺激になります。
4. プライベートとの両立
アパレル販売員としての仕事と、自分の私生活(趣味・家族・休息・ライフイベントなど)を、バランスよく調整しながら生きていくのは簡単なように思えて難しいもの。シフト制・土日勤務・繁忙期の出勤など、一般的な会社員とは違う働き方なので、両立に悩む場面が多いもの。
休みが不規則なので予定が立てにくく、友人や家族との予定が合わないということもしばしば。また、友人の結婚式や宴席などプライベートのイベントに参加しづらいというのもあります。子どもがいると学校行事や家族行事に参加できないということも多く耳にします。
5. ファッション感度高くし続けるプレッシャー
お客様におしゃれを伝える立場として、いつもファッションに関する様々な情報を収集していなくてはいけないということにプレッシャーを感じる人も多いのではないでしょうか。
昨今はSNSのトレンドにより流行の移り変わりが早すぎるように感じる人もいるのではないでしょうか。ほんの数ヶ月で変わるトレンドやSNS(Instagram、TikTok)でバズると突然「アレありますか?」が増えたりなど。また、トレンドが自身の好みとズレた場合に素直にトレンドを受け入れらず、「正直これ流行ってるけど、自分は好きじゃない…」のような葛藤もあったり。
また、お客様の方がトレンドに関する情報取集が早いなんてことも。特にファッション感度が高いお客様は、最新アイテムやコレクションをチェック済みでご来店されます。質問されても即答できないと即座に返答できいとそれをプレッシャーに感じることも。
プレッシャーに感じる人は自分なりの情報源を絞ることが良いでしょう!割り切ってしまい、 全ての情報を追わなくてOK!というマインドがプレッシャーを軽減してくれるかも知れません。また、オープンマインドでスタッフ同士で情報交換を積極的に行いましょう。さらには、お客様から学ぶというのも良いでしょう。あえて「そのアイテム、何で知りましたか?」と聞くとお客様の信頼度も高まり、最新のリアルな需要情報の収集になります!
いかがでしたでしょうか。
「確かに!」「あるある!」と納得できるポイントもあったのではないでしょうか。これを少しでも悩みが軽減されることを祈っております!