クレセントアイズは長きに渡り「店舗運営」のプロフェッショナルとして”運営代行”や”販売代行”を行ってきた。店舗を運営するにあたって、販売スタッフはもちろん、その店舗を統括する店長が存在する。そして、店舗が複数になれば店舗全体を統括するスーパーバイザー(SV)やマネージャーという存在もいる。クレセントアイズには業界・ブランド・業種などの切り口に分かれて各セクションにスーパーバイザーが存在する。

 

今回は、白衣やナース用品といった専門品を取り扱う「アンファミエ」の店舗(クレセントアイズが店舗運営を代行している店舗)を統括するスーパーバイザー羽東(はとう)さんにインタビューの協力を仰いだ。

 

スーパーバイザーの考えるキャリアビジョン

- アパレル販売から店舗運営のスーパーバイザーというポジションに転身を遂げたわですが、1年後や2年後に次なるビジョンやキャリアイメージなどはありますか?

基本的に生きている中で、昨日より今日の方が良い日にしたいと思っているんですね。根本的な考えとして「良い人間でありたい」と思っていて、イメージとしては白と言いますか・・・(笑)答えになっていないですよね(笑)

 

何を言いたいかと言いますと、今取り組んでいることを一日一日進んでいけばきっとその先に結果があると思っているので、現段階ではビジョンやキャリアに対して明確な回答は持っていないですかね。こういった考えのキャリア形成もありかなと思っています。

 

- 逆に1年前や2年前と今の違いってありますか?

自身のスタンスや生き方みたいなものは変わっていないですかね。ここ約2年くらいは職種も変わっていないこともあり。ただ、変化で言えば私が仕事をする上でスタッフとコミュニケーションをとる方法が変わってきたかもしれないです。

 

経験から考えたコミュニケーションの重要性

- コミュニケーションを取る方法が違うとはどういったことですか?

昔って、「こうこうこういう悩みがあって」とか「悩みがあって聞いてもらえますか」みたいな感じで話を聞くことが多かったのですが、今はそうではなくて日々の変化やポロッとこぼした言葉から相手を汲み取ってこちらからコミュニケーションを持ちかけないといけない事が多くなりましたね。なので、今まで以上に人それぞれに目を配り、それぞれのモチベーションや心境などを汲み取って測るようにしていますかね。

 

あとは、なるべく声をかけやすい人間になるようにしていますかね。完璧でない人間といいますか、目指す姿を見せる人間といいますか・・・自分という人間が分かりやすいようにしていますかね。それもあってスタッフから「羽東さんっぽいですね!笑」と言われることも増えてきましたね(笑)無理をしないで、甘えるところは甘えて、自分自身の等身大の姿で仕事をするようにしていますかね。

 

- 仕事をしている中でどういった形で会社に利点をもたらしていると考えていますか?

私自身、子供がいないこともあり、「長く続けること」で利点をもたらすことができるのではないかと思っています。クレセントアイズには様々なポジションがあって、多くの人がいるんですが、私は与えられた役割をなるべく長く全うすることで会社に良い影響を与えられて、利益となりうるのではないかと考えています。きっと私は会社を経営したり、陣頭指揮を取るタイプではないので、与えられた役割をきっちりこなしたいと考えています。

 

スーパーバイザーの魅力とは

- 最後に、スーパーバイザーという仕事の魅力を教えてください。

スーパーバイザーって”旗を振る”仕事だと思うんですね。逆に、店長という仕事は、自身の店舗をどうやって良くしていくか突き詰めていく仕事だと思うんですよ。スーパーバイザーって、店長達をどの方向に向かって進んでいくのか指針を決める存在だと思うんですよ。その中で、店長やスタッフが店舗やブランドをどうやって進めていくのかという楽しみがある仕事だとも思うんですよ。また、それぞれの人の魅力を一番近くで垣間見ることができるので、それをどう活かしてあげる事ができるのか。そして、皆んなが活躍できるフィールドや環境をどうやって用意してあげることができるのか。そんな事を考えたり実行することができるのが魅力なんじゃないかなって思ってます。

 

 

長い時間、インタビューにお付き合いいただきありがとうございます。

「人」という事を軸に、フラットな目線で物事を捉えることで見ることのできるスーパーバイザーとしての視点。変化と進化、調和を目の当たりにできる仕事なのでしょうか。

 

それもまたクレセントアイズらしい役職の在り方なのではないでしょうか。