「ファッション業界」と一括りにしても、そのファッションとの関わり方は様々だ。それと同様に、「販売業」と言っても、販売という仕事の仕方や業務形態は様々だ。

昨今のインターネットの普及により、”販売”のスタイルも変化してきた。直接対面してお客様に商品を接客するスタイルの”販売”もあれば、オンラインを通じて接客や購入促進を行う”販売”の形もある。最近では、ご時世柄もありSNSや動画配信を通じて商品紹介を行い、販売を行うスタイルも一般化してきている。

 

そんな中でも、クレセントアイズは店舗での接客・販売を行うことを得意としている。それは、決して「店舗での販売こそが正義」と唱えているわけではなく、世の中の様々な販売形態のニーズに沿った販売スタイルを時代に合わせて取ってきたからこそである。そんなクレセントアイズで働く若手スタッフにインタビューを行った。

 

case. 渡辺 大和(2年目)

- クレセントアイズにはどのような経緯で入社されたんですか?

渡辺:もともとは、東京モード学園を卒業してからスタイリストのアシスタントをやっていました。学校でもスタイリスト科を専攻していたこともあり、スタイリストをしていたという感じです。普通の四年制大学を卒業した後に、ファッションの道を諦めきれずに東京モード学園に入ったという、少し変わったルートでファッション業界に足を踏み入れたのかもしれません。たまたま、専門学校の先生に再会する機会があり、その際に「こんな会社あるけどどう?違った形でファッションと携わってみるのも良いんじゃない?」と勧められたのがクレセントアイズでした。それがキッカケで入社に至ったという感じですかね。

 

- スタイリストという仕事から販売という仕事になったわけですが、どうでしたか?

渡辺:スタイリストアシスタント時代の経験を販売にも生かすことができているのかな、と思っています。お客様をいい感じにコーディネートして商品を提案できるところは、本当に経験をいかせているなと感じています。販売という仕事自体が初めてだったので、最初はどうしたら良いのか分からなかったり、接客自体が上手くできなかったりと戸惑いはありましたが(笑)

 

- 今はもう慣れましたか?

渡辺:流石に今は慣れました!(笑)最初は戸惑いもあったり、上手くいかなかったり・・・

 

- 販売や、接客を始めた時に工夫していたことや、努力したこととかはありますか?

渡辺:始めた当初は上手くいかない時期もありました。今の時代ですと、接客の教科書というか参考になるものがYoutubeにアップされていたり、インターネットで調べれば分かったりするので、そういうのを参考にしたりして実戦していました。初めてのお客様の対応方法を学んで試してみて、上手くいかなかったら、どこが良く無かったのか振り返ってみたり、工夫してまたトライしてみたり。そう上手くいく事ばかりでは無かったですが、その甲斐もあって、今では接客というもの自体もかなり慣れてきました。

 

- 販売という仕事をしている中で、次の目標や未来の自分を想像したりすると思いますが。

渡辺:そうですね・・・今は今の環境で最高の仕事ぶりを発揮することに必死なので、細かい部分までを考えたことはないですかね。もちろん、ぼんやりとかもしれませんが、”こんなことがしたいな”とか”こんなポジションに就きたいな”とかは考えたりしますかね。

 

 

現在では、すっかり職場環境に慣れた雰囲気と、販売に対する少しの自信と落ち着きを垣間見せてくれた。販売員という仕事、そして環境。そんな中で働く彼はどんな夢を追いかけるのだろうか。そして、その先の未来はどのようなものだろうか。vol02に続く。