ニューヨークを舞台に、社交界に精通しているソーシャライツのオリヴィア・パレルモ。上品かつお洒落なスタイリングは、常に多くの女性の注目の的。

 
約2年前に長年付き合っていたモデルのヨハネス・ヒューブルと結婚、付き合っている時から“完璧すぎるカップル”と騒がれていました。というのも、ヨハネスもモデルというだけあってオリヴィアに負けず劣らず常にお洒落に決め込んでいるのですが、なんといってもふたりのデートコーデが最強なのです!

 
そのポイントは「フュージョン」。並んだ時にお互いのコーディネートがぶつからないように、というよりは調和するように、計算された配色がされています。

 
 
 

お互いに同色をいくつか取り入れて完璧リンク

 

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オリヴィアはスカートを、ヨハネスはシャツをホワイトにすることで、ふたりの統一感を出しています。足元も同じくベージュ系でまとめて。さらに、ヨハネスのパンツの色に近いブルーを、バッグでアクセントとして取り入れているオリヴィアに脱帽!

 

オリヴィアのトップスもそれぞれの色とぶつからないモノトーン。レオパート柄もモノトーンだと大人らしい上品な印象に仕上がります。アニマル柄はこれからの季節にかけて再流行の兆しが見えているので、要チェックです。

 

また、レッドをベルトで差すことで白赤青のトリコロールカラーをさりげなく表現した、ヨハネスのシンンプルかつスタイリッシュなスタイリングにも注目。日本人にも真似しやすいコーデなので、ぜひトライしてみてくださいね!

 
 
 

コントラストを利用したカップルコーデ

 
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こちらは、同じ色を取り入れるのではなく、ブライトカラーとダークカラーという対照的かつコントラストとなるトーンを、それぞれどちらかだけ使ったコーディネートです。

 

フェミニンな透け感のあるブラウスに、ミニ丈のスカートを合わせて女性らしい装いのオリヴィア。ヨハネスは、ブラックのVネックT、濃いインディゴブルーのデニムに、足首を見せて抜け感をプラスしています。

 

足元だけ、それぞれアクセントとして異なる色を用いていますね! それでもマットな素材感やペールトーンで、それとなくリンクさせています。

 
 
 

奇抜な色で一点集中のお揃いコーデ!

 
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蛍光グリーンが目を引くふたりの足元。このように、奇抜で目立つ色をお揃いで入れるだけでも、お互いのフュージョン感が強まります! またふたりとも、足元以外もグリーンと相性の良いブルー系をメインにまとめていますよね。

 

奇抜な色をお揃いで入れるとなると、写真のように足元が一番トライしやすいと思います。例えば、ふたりとも真っ赤なシューズを履くと決めたら、女性は薄ピンクのワンピース、男性も薄ピンク、もしくはシンプルなホワイトのシャツに濃いインディゴデニムなどを合わせてみてはいかがでしょうか?

 

 
 

色合わせだけじゃない!トーンの雰囲気も大事

 
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「毎回同じ色を取り入れるのは大変!」という人は、雰囲気だけでも合わせてみませんか?

 
例えば写真のように、オリヴィアがシックでくすんだ色味の柄ものを着ているため、ヨハネスは同じくくすんだトーンとダークカラーを用いて落ち着きのあるコーデに。さらに、ここでヨハネスも柄ものを取り入れたとしたら、ふたり並んだ時のインパクトが強くなってしまうため、シンプルに徹しているところがポイントです。

 
逆に、片方がヴィヴィッドな色を用いていたら、自分も同系色や、相性の良いヴィヴィッドカラーを取り入れ、全体的に明るい印象のコーディネートにしてみましょう。

 

 

 
それぞれ好きなファッションを楽しみ、相手に合わせすぎないことも大切です。でも、一緒に歩いている時のことを第三者の立場から想像してみてください! お互いにマッチングしているコーディネートのほうがお洒落で仲の良いカップルに見えますよね。

 

さりげないことかもしれませんが、たまにはカップルコーデに気をつかってみてはいかがでしょうか?