梅雨という日本独特な雨季を夏前に迎えます。

そんな梅雨の時期に困るのが「洗濯」です。外にも干すことができず、部屋干ししていたら全然乾かない。おまけに、洗濯物の匂いが気になる・・・そんな経験をしている方も多いのではないでしょうか。

今回はこの時期にオススメの洗濯術をお教えしちゃいます!

 

梅雨時期の洗濯のポイントと乾かし術「部屋干しの洗濯」

まずは、梅雨時期の洗濯のポイントからご紹介!ちょっとしたことで生乾き臭や部屋干し臭を抑制することができるので、試してみてくださいね♪

 

少量を小まめに洗濯する

6月の中旬から7月にかけて日本列島には梅雨が訪れます。過去の天候を見てみても、梅雨時期に快晴はほとんどないことがわかります。つまり、晴れを期待して洗濯物をためるなんてことはせず、部屋干しで少量を小まめにちょこちょこ洗濯してみましょう!

洗濯物をためておくと、干す量が多くなって、より乾きにくくなります。ですので、少ない洗濯量で部屋干しを行のをオススメします。

 

生乾き臭

部屋干し臭や生乾き臭が起こるのは、皆さんご存知の通り洗濯物が素早く乾かないことが原因なのです。太陽光がないため、洗濯物に熱を与えることができないばかりか、雨が降っており窓を開けることができないため、換気がしずらく洗濯物の水分が部屋にたまるため乾燥させることができず洗濯物が乾くまで時間がかかってしまいます。

交互に干す

乾きにくい洗濯物といえばバスタオルなどの厚みがあるものですよね。そんな厚みがある洗濯物を並べて干してしまうと空気の循環が悪くなって部屋干し臭を発生させてしまいます。例えば、タオル⇒肌着⇒タオルなど、間に乾きやすい素材の洗濯物を入れることで隙間が生まれて乾きやすくなります。

乾きやすい物と、乾きにくい物を交互に干すよう心がけましょう!同時に、短いものと長いものと交互に干すこともおすすめです!

 

ズボンは裏返しにして筒干し

ズボンなどのボトム類は前後を重ねずに筒干しにする事によって、空気の通り道ができます。裏返しにすると、ポケットなどの立体的な部分にも風があたるので、乾かす効率が上がります。

 

新聞紙を洗濯物の下にしく

洗濯物が増えると、それだけで室内の湿気が増え乾きが遅くなってしまうため、吸湿性に優れた新聞紙をクシャクシャにして洗濯物の下に敷くだけで、洗濯物の水分を吸い取ってくれます。室内の湿度の緩和にも使える優れたアイディアなのです

 

新聞紙と木炭で効果倍増

お部屋の湿気を吸うのに役立つモノとして、「新聞紙」や「木炭」があります。木炭の表面には、湿気やニオイを吸着し取り除いてくれる無数の小さい孔があるので一石二鳥です。ただ、直に置くと、置いた部分が汚れてしまうので、新聞紙の上や、インテリアとして専用の籠などに入れておくと良いでしょう。

また、木炭は匂いを吸収すると除湿力が落ちてしまいますので、長く使いたい場合は、半月に一回は水洗いして、晴れた日に天日干ししておきましょう!

扇風機や除湿器を活用して空気を循環させる

部屋の中は空気の流れがないため、そのまま部屋干ししてしまうと、洗濯物の周りに湿気が多い空気がたまってしまいます。少しでも新鮮な空気を洗濯物に送り込むためにも、扇風機や除湿器を使って風を送るようにしましょう。

また、カーテンなど窓際に干すことも窓が空気の流れを遮断しますし、湿気がたまりやすい場所ですのでNGなんです。できるだけ部屋の中心に洗濯物を干すことを心掛けてください。

 

洗剤や消臭剤、洗濯の仕方を考える

最近では除菌・消臭といった特徴を持った洗剤が多くなってきました。部屋干し専用洗剤も一般の洗剤に比べて除菌力や漂白力が高いものになるので、ニオイがつきにくくなります。ファブリーズに代表される消臭剤なども除菌効果で部屋干し・生乾き臭を抑制することができます。洗剤や消臭剤から洗濯方法を見直しても良いかもしれません。

洗濯の方法も少し変えることもオススメです。できるだけ乾燥した状態で干すために脱水の時間を長くしたりすることも重要です。

 

汚れを残さず洗濯物を清潔に

部屋干し臭・生乾き臭の原因は”菌”と”汚れ”なのです。

菌はジメジメしたところが好きなので、なかなか乾かない洗濯物に菌が付着していると、菌が繁殖し部屋干し臭や生乾き臭の原因になってしまいます。晴れた太陽のもとで干すことで紫外線による殺菌作用もあるのですが、部屋干しでは太陽光パワーは期待できませんので菌が繁殖する環境が勝手に作られてしまうのです。

また、家庭での洗濯で100%汚れを落としきることは難しいのも現実にあります。特に汗などから付く皮脂汚れなどは落としきることができません。この残った皮脂汚れが酸化して臭いとなってしまうことにもなります。

繰り返し洗っても部屋干し臭が消えないのは、菌や皮脂汚れが残っているからだと考えらえます。

少しでも菌の増殖を防ぐようにできるだけ早く乾燥させること。餌にもなる皮脂汚れをできるだけ綺麗に落とすこと。これが必要になるのです。

 

コインランドリーを活用しよう!

ここまで、ご家庭での洗濯のポイントと部屋干し臭の原因について書いてきましたが、一番簡単で手間のいらない方法といえば、やっぱりコインランドリー!

コインランドリーの大型の洗濯機は家庭用洗濯機よりも大型なので、まとめて一気に洗うことができます。コインランドリーで小さいサイズでも家庭用の大型サイズの2倍はあります。その上、洗濯機の数も揃っている為、衣類ごとに分散させて一気に洗うこともできます。

 

時短で乾燥できる大型乾燥機

一般的な衣類であれば30分もあれば乾燥することができます。家庭用乾燥機や浴室乾燥機を使用しても早くて3時間から5時間はかかる上に、洗濯物を乾かすこのとできる量が違います。

ガスを使用した家庭用よりも高温を出すことができる乾燥機ではダニなどのアレルゲン物質の除去をすることもできます。

 

まとめ

今回の「洗濯物がなかなか乾かない!?ファッション好きは必見!洗濯術!」いかがでしたでしょうか。まだまだジメジメした季節が続きそうな、この時期に試してみてはいかがでしょうか!