だんだんと暖かくなり、本格的な春の訪れを迎えようとしています。人生における一区切りとして”卒業”を迎え、4月から新たなスタートという人も多いのではないでしょうか。年度が切り替わる春から『販売員』としてデビュー!そんな方はぜひ読んでみてください。

 

今回は春から新人として販売員となる人へ贈る3つの心得をご紹介します。

 

心得その1 挨拶こそコミュニケーションの基本

「そんな簡単なことか」

「そんなこと分かってる」

 

そう言われてもおかしくなさそうな『挨拶』。

しかし、この挨拶はコミュニケーションをとる上で必要不可欠なものなのです。

 

家でも、学校でも、会社でも、『挨拶』は大切であるということを学んだ経験がある人は多いのではないでしょうか。

 

では、どうして大切なのか?

 

挨拶の意味を問うと様々な答えが返ってきます。

「第一印象をよくするため」とか「マナー」、「習慣・慣例」、「礼儀」など色々な意見が出てきます。どれも間違いではなく、『挨拶』というもの自体に意味を含んでいるのです。

しかし、どの意味でも共通しているのは、『挨拶』はコミュニケーションであるということです。そして、『挨拶』というコミュニケーションはどんな人とでも交わすことができます。挨拶をすることは、お互いの心をひらき、コミュニケーションをとる最初の一歩なのです!

 

初めての職場、初めての環境。

右も左もわからず、何をしていいかも分からない。先輩や周囲の人に色々と教えてもらうにはコミュニケーションが不可欠です。コミュニケーションが仕事を覚え、職場や環境に慣れるために絶対に必要なものとなるのです。

 

そして、初めてのお客様。

「いらっしゃいませ」という挨拶もお客様とのコミュニケーションのための第一歩です!素敵な挨拶を身につけましょう。

 

いつでも挨拶を待つのではなく、自分から進んで挨拶してみませんか。

 

心得その2 見て、真似ることこそ成長への最短ルート

販売の仕事において最大の目的達成の条件は、なんといっても”接客”です。

新人接客販売員ならこれからどんどん接客をして、販売をして、、、やること・覚えることは盛りだくさん!その一つずつが最初はやっぱり大変です。そんな時に、「これから本当にやっていけるのか不安」と思う人もいるはずです。

ですが、仕事を身体で覚えて実践していけば、自然と仕事はできるようになっていきます!

 

そこで実践したいのが、『見る』・『真似る』ことなのです。

 

―見る

「観察する」と言い換えるとわかりやすいでしょうか。まずは先輩や上司の仕事をとにかく観察しましょう。

入社したての頃は、正直何をしていいのかが全くわかりません。何から始めていいのかすらわからないのが当たり前ですから、まずやるべきことは先輩たちが何をしているのかをよく見て覚えましょう。

 

販売のシチュエーションにおいては、接客をしている先輩がお客様にどんな商品提案をしているのか、どんな言葉を使ってアプローチをしているのか、お会計はどうやっているのか、商品の取り扱いはどこに注意しているのか、など隅々まで観察してみましょう。

 

そうすることで、どのように動き、どのように仕事をすれば良いのかが分かってくるでしょう!

 

―真似る

見て覚えた次の段階には、真似ていきましょう。

いきなり自分なりにやってみようとする人がいますが、誰しもが上手くいかないものです。右も左もわからない新人販売員が自分なりの仕事をしようとしても上手くいきません。最初は観察して仕事を真似ていくことが良いでしょう!

 

「そっくりそのまま真似しても良いの?」

 

良いんです!先輩がやっていたことをそっくりそのまま真似してみましょう。

お客様へのアプローチや、お会計の仕方など、先輩や上司を観察した通り、それをそのままやってみましょう。

 

真似をしていると、段々とお客様の反応に違いがあることがわかってきます。そんな時にどうすればいいのかを考える。先輩たちはそんな状況でどう対処しているのかをまた観察する。それを繰り返すことで自然と仕事を覚えることができるのです!

 

真似をして仕事を覚えていくうちに、自分なりの仕事の仕方やお客様への接客方法などを考え・実行できるようになります。

 

物事を覚えるには自分で全て考えるよりも、真似する方が吸収しやすいものなのです。ぜひ先輩を真似してみましょう!

 

心得その3 販売員たるもの「接客」あるのみ!

販売員の絶対的使命は『売る(販売)』することです。

つまり「売れる販売員」にならなくてはいけません。
新人販売員は先輩に比べ、接客スキルや販売技術が劣るのは当たり前です。

 

そんな新人販売員が一番店頭でしないといけないことは「誰よりも多くのお客さんを接客をする。」ことです。毎日、必ず誰よりも多くのお客さんを「接客」することを心がけましょう。結果的にできないとしても、「自分が一番お客さんを接客する」という気持ちを毎日もちましょう。

 

この気持ちを、1年間毎日持ち続けて店頭に立って行動することで、必ず「売れる販売員」になっていることでしょう。

 

「接客」において重要な要素に、自身の中にインプットした「情報」というものがあります。その情報を「接客(=アウトプット)」をすることでお客様の希望に沿うことができたり、新たな提案ができるようになります。

 

これは接客において非常に重要ですよね!

 

日頃インプットする情報には2種類あります。

①みんなが知れる情報

世の中に出ている一般的な情報や、調べることですぐに分かる情報です。

中でも、商品知識や基本的なファッション知識は必ずインプットしておきましょう!

 

②お客様からしか得られない情報

その名の通りです。この情報はお客様からしか知ることができない情報です。お客様といっても十人十色で、1人1人違うお客様ですよね。その為、得られる・インプットできる情報も様々なのです。販売・接客の場面で一番力を発揮するのが、この情報をどれだけもっているかなのです。

 

つまり、、、

『接客をすることで様々な情報を得ることができるようになる』のです!

 

「お客様のために何を知っていればいいか?」

これを自身に問いかけ、売れる販売員になれるでしょう!

 

この春から迎える販売員生活に、ドキドキと期待を胸に過ごしている新人販売になる皆様!

これを参考に、クレセントアイズ同様『常にお客様を一番に考え且つ、その期待を大きく上回るサービスを提供し続ける』販売員を目指してみてはいかがでしょうか。