オシャレに気を配り、常にお客様へ誠実に向き合うアパレル販売員。
そんな彼女・彼らに憧れや尊敬の念を置いている人も多いはず!
雑誌やテレビ、SNSなどでプロのモデル以上に注目される事さえあるアパレル販売員。多くのお客様を魅了し、TV通販以上に多くの商品を販売する事さえあるカリスマ販売員。
しかし、彼女・彼らにはキラキラ輝く姿からは分からない、知られざる努力があるのです。
そんな、アパレル販売員のスタートラインに立つ皆様にオススメする“やるべきコト”を紹介します!
1. 誰にも負けない商品知識
まずは、お客様にぴったりの商品をオススメできるようになりましょう!
一概に“商品知識”とひとまとめにしても、様々な種類があります。
商品の素材、商品の価格、商品のサイズ、商品の特性、商品の仕様 etc…
商品知識を身につける上で大切なのは、お客様の求める商品や理想像にぴったりの商品を選ぶ準備をすることなのです!
まずは自店(ブランド)の商品の特性をしっかりと説明できるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
お客様の納得できる商品説明や商品のお勧めができた時、お客様からの信頼は各段に上がることでしょう。
2. 状況に応じた言葉遣い
学生時代、部活動に熱心に取り組んだ結果、「○○っす!」を最高の敬語として使っていないでしょうか?
先輩と後輩という上下関係で培った忠誠心と、お客様と販売員の関係は決してそのようなものではありません!
現代の日本では、敬語を上手に使う人が少なくなってきているとも言われています。
普段から「~です。」「~ます。」など何気なく使われている“丁寧語”は馴染みがあるかと思います。使い分けが難しいとされているのが、”尊敬語”と”謙譲語”なのです。
今一度、この二つを整理してみたく思います。
『尊敬語』
― 動作の主体を高め、その人に話す側が敬意を表すもの。
つまり、自分(話す側)が目上の人(動作主体)の話をする際に使用するものです。
<例>
私「○○店長の顧客様の△△様が19時頃にいらっしゃるそうです!」
⇒動作(いらっしゃる)は顧客様(目上の人)のものであり、顧客様(目上の人)に私(話す側)が敬意を表した表現になります。
『謙譲語』
― 動作の主体を低め、聞き手に話し手が敬意を表すもの。
つまり、自分(話す側)が目上の人(聞き手)に自分の話しをする際に使用するものです。
<例>
私「お客様。何かお探しでしたら、伺います。」
⇒動作(伺う)は私(話す側)であり、お客様(聞き手)に敬意を表す表現となります。
このような、しっかりとした言葉遣いを理解しながらお客様に接客を行ってみてください!
しかし、お客様とひとくくりにしても、様々なお客様がいるもの。
10代の若々しい女の子には、あえてしっかりとした敬語を使わずフランクに話すことで親近感が沸き、言葉がより説得力を持つ場合もあるのです。
状況やお客様に応じて(販売において)適切な言葉遣いをすることが肝心です!
3. 心の壁を越える!?宴会幹事!!
source/NAVER
年の瀬を前に増えてくる忘年会という名の『宴会』。
そして、新人に回ってくるのが宴会幹事という業務なのです。
「お店を予約して、コースを決めて、皆に連絡して、、、めんどくさーい!!」
こう思っている人は少なくないはず!
業務とも感じられる宴会幹事には仕事に役立つ要素が隠れているのです。
たかが「宴会幹事」、されど「宴会幹事」。意外と侮れないのです。
① 皆へのホウレン草(報告・連絡・相談)
宴会幹事を任され、最初は何をしたらいいのか分からないものですよね!
職場の先輩に相談してみましょう!その相談を基にスケジュールや段取りを決定し、それを参加する人たちに報告しましょう。そして、集合場所や会費を連絡しましょう。
気づきましたでしょうか。宴会幹事は仕事の一連と変わりないのです。
仕事上で困っているときに周囲に相談し、何か決定した場合には上司へ報告、問題が起きたりした時には関連者へ連絡。宴会幹事には仕事に必要な『報告・連絡・相談』の要素が隠れているのです!
② 段取り力
これは、宴会という名の一つのプロジェクトなのです。
宴会を充実したものにするために、スケジュール管理を行ったり、周囲を巻き込んだり、周囲の意見を聞いたりと業務の進行と同じ要素が詰まっているのです。
③ 人を知ることができる
仕事中は寡黙・強面のサイボーグとも思える上司が、宴会(プライベートな場面)ではにこやかで子供に甘い親バカと知れたり、同時期入社のライバル関係の同期が実は同じ悩みを抱えていることを知れたり、と仕事中には見ることのできない人柄を知ることができるのです。
普段何気なく実践している3つのコト。
意外にも「こんな意味があったのか!」と気づかされるのではないでしょうか!
アパレル販売員としてのスタートラインに立ったあなた!ぜひ実践してみてください!